結婚してふたり暮らしになってからなんとなく、勝手に遠慮していた、お香。
湿度の高い梅雨の時期に、ふとお香が恋しくなり、
夫にどうかな?と聞いてみると、意外と乗り気でOK。
というわけで、VOGUE JAPANの「手のひらの宝物」で見てから気になっていた
マリアージュフレールのお香を求めに銀座の店舗へ。
そう、マリアージュフレールと言えば、フランスの老舗紅茶ブランド。
紅茶好きの女子にプレゼントしたり、プレゼントされたりする、ちょっと特別な存在ですが、お香があったとは知りませんでした。
朝霧のお茶 – THÉ SOUS LES NUAGES

『9種類』のお香の中から私が選んだのは、
「朝霧のお茶」THÉ SOUS LES NUAGES (テ ス レ ニュアージ):20本入り 1,200円
比較的さっぱりしており、ほのかに湿度を感じるフローラル系の香りです。
「朝霧」という表現はまさにそれ、という感じ。
たなびく霞の中で明けゆくお茶園の朝。沸き立つ雲を太陽の輝きが突き抜ける。
しっとりとした空気、新芽やお茶の白い花が香る。やさしくさわやかで、花のような芳香。
──「朝霧のお茶」THÉ SOUS LES NUAGES (テ ス レ ニュアージ)

いろいろ説明してくれた店員さんが「箱の隙間からちょっとクンクンできますよ!」と言ってくれたので、(あっ、隙間からクンクンしていいんだ…?)と思いながら、とっかえひっかえクンクンして選びました。
うかがったのは「マリアージュ フレール 銀座松屋通り店」
店員さんも気さくに相談にのってくれて、気に入ったものが選べました。
人気の香りは、VOGUE JAPANの記事でも紹介されていた
バニラ系の「月光のお茶」THÉ DE LUNE (テ ドゥ ルヌ)と、ローズ系の「愛の化身」FALL IN LOVE (フォーリン ラヴ)とのこと。
実は「銀座松屋通り店」に行く前に「銀座本店」に寄ったのですが、本店は上記の人気2種しか置いてありませんでした。タイミングにより、店舗ごとの品揃えは異なりそうですね。
そのほか、「雨上がりのお茶」THÉ APRÈS L’ORAGE(テ アプレ ロラージュ)、「大地薫るお茶」TERRE DE THÉ(テール ド テ)など、詩的な表現の香りがラインナップされています。
お香は日本版サイトに掲載がなかったので、
フランス語ですが、こちらのサイトで「全9種類」をチェックすることができますよ。
マリアージュ フレール:Le PARFUM du THÉ
https://www.mariagefreres.com/FR/1-encens_parfum_du_the.html

お香を取り出した瞬間、ちょっといいな、と思うのが、この角ばった形状。
スッとしたシルエットが、凛として繊細。
1本取り出すたびに「あら、美しい」と、火をつける前から気持ちが上がります。

煙はスルスルと滑らかに立ち上る印象で、ぼんやりと煙を眺めている時間は贅沢なものです。
ところでこのマリアージュフレールのお香、紅茶にも同じ名前のものが存在します。
「その紅茶の香りがそのままお香になったのかな?」と思っていたのですが、店員さんのお話を聞いているとお茶の香りとイコールというわけではなく、「紅茶と合わせて楽しむための香り」なのだそう。
なるほど、紅茶とお香のマリアージュというわけですね。
さすが香り大国フランス。オツな楽しみ方〜…っ…!
マリアージュフレールのお香 取扱店
お香自体の取り扱いは基本的に全店であるそうです。
わたしは下記の二店舗で実際にお香を見せていただきました!
マリアージュ フレール 銀座松屋通り店
〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目6−1 三和ビル 2F
(11:00〜20:00)
マリアージュ フレール 銀座本店
〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目5−6
(11:00〜20:00)
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